2023.06.12
小城羊羹とシベリア/村岡総本舗
おはようございます(`・ω・´)
甘いもの好きな中の人がお届けする本日のブログ。
今回のテーマは、小城羊羹とシベリアです!
佐賀にお住まいの方以外は一体何だろう?とお思いのことでしょう…。
(シベリアに関しては佐賀県民でも知らない方もいるかもですね…)
以前のブログ 和菓子を求めて/創作和菓子ひかり にて、小城市が長崎街道(別名:シュガーロード)沿いにある羊羹づくりが盛んな町ということを紹介しました。
ということで、今回はその小城市でも老舗の羊羹・和菓子のお店「村岡総本舗」さんをご紹介します。
左側の白壁の建物が本店。
右側のレトロな煉瓦造りの建物が村岡総本舗羊羹資料館となっています。
この村岡総本舗羊羹資料館は、昭和16年に建設された砂糖を保管するための蔵を改装してできたそうで、国の登録文化財にも登録されているとのこと。
名前の通り、羊羹造りに使われていた道具などが展示されている、小城羊羹の歴史や製造工程を学べる資料館になっています。
入場無料でしたが、この日は時間の関係で断念…。いつか機会があれば行ってみたいと思います!
今回はお目当ての商品があったので、左側の本店でお買い物だけしてきました。
写真を撮った直後、大型バスがお店の前に停まり、店舗前が団体客でいっぱいになったのでナイスタイミングでした(笑)
さすが人気観光スポットのひとつですね〜(´・ω・)
購入したものその① 小型小城羊羹(5本セット)
こちらは外装。鍋島更紗という模様だそうですが、ちょっと洋風な感じもあって好きです。
中を開けるとこのような感じで小さい棒状の羊羹が5本入っています。
味は、小倉・本煉・抹茶・紅煉の4種。
北海道産の小豆を使った、優しい甘さとなめらかな口当たりがお茶のお供に最適です!
ちなみにこれも小城羊羹ですが、外側がシャリシャリなタイプではありません。
このように銀紙に包まれた密封式の羊羹になるので空気に触れない分、日持ちはするのですが、外側が糖化することはないのでシャリシャリにはならないといのこと。
手も汚れないですし、ひと口サイズなので手軽に羊羹が食べられるのは嬉しいです♪
でもあのシャリシャリ感も好きなので、次は切り羊羹を買いたいと思います!
ちなみにこのパッケージデザインが好きなのですが、モチーフは桜の名所としても有名な小城公園の桜だそうです。
羊羹を買って、小城公園でお花見するのも楽しそうだな〜(まさに花より団子…羊羹ですね笑)
そしてもうひとつ、パッケージに惹かれて前々から気になっていたシベリアを購入。
このレトロなデザイン、素敵ですよね〜。
包装紙が可愛いというネットの声もよく見かけます( ^ω^ )
箱を開けると2切れのシベリアが入っていました。
開けた瞬間にバターとあんこの甘い香りが…♡
シベリアは、羊羹をカステラと餡でサンドしたもので、昭和時代に人気があったお菓子だったそうです。
名前の由来や発祥は不明のようですが、村岡総本舗さんでは2019年から製造販売されているとのこと。
ちなみにこのシベリア、九州ではそもそも馴染みのないお菓子だったそうです。
羊羹もカステラも九州では馴染み深いものなのに、不思議ですよね〜
ちなみに丸いシベリアと三角のシベリアもあるそうですが(いずれも予約制)、形によってカステラや挟んである餡が変わるそうです。
これも機会があれば食べてみたい!
とってもリッチなお味で、お値段もややリッチ(1個486円)ですが、興味のある方はぜひ食べてみてくださいね!
他にもカシューナッツの羊羹やバナナの羊羹なんかもあるので、お店にも行かれてみてください。
村岡総本舗本店
営業時間/9:00〜18:00
以上、お菓子(特に和菓子)好きの中の人によるレポートでした(´・∀・`)
他にも独自目線でいろんなお店を紹介しているので、ぜひ【ブログ一覧】をのぞいていってください!
最後までお読みいただきありがとうございました♪