2023.09.25

佐世保おすすめ観光スポット/針尾送信所 針尾無線塔

 

おはようございます(`・ω・´)

 

お天気に恵まれた週末。

特に土曜日は秋分の日だったこともあり、県内各地でイベントが開催されていましたね!

みなさんはどこかお出かけになられたでしょうか?

 

 

23日は西九州新幹線の開業1周年ということで、佐賀・長崎の沿線5市では2日間に渡って記念イベントも開催されていました。

中の人が大好きなかもめ(新幹線)もようやく1歳。あっという間ですね〜( ˘ω˘ )←だれ目線

※かもめ愛を語っている【こちらのブログ】もよければ是非…(笑)

 

 

前置きはこのくらいにして、本題ですが…

前回のブログ『川棚町おすすめ飲食店/中華料理 優』の最後でも匂わせていた“とある場所”へ行ってきました。

 

 

川棚町から30分ほど車を走らせ、佐世保市へ!

 

 

針尾送信所 針尾無線塔(はりおそうしんじょ はりおむせんとう)です!!

 

 

中の人はコンクリート造の大きい建物が好きなのですが(子どもみたいな思考)

かれこれ数年前から行ってみたいと思っていた場所のひとつでした。

 

 

こちらは旧日本海軍によって建設された高さ約136mの巨大な無線塔です。

(見上げると首が痛くなりました・・・)

 

 

円錐形の塔3本が300mの間隔を置いて正三角形に配置されており、総工費は当時の155万円(現在の250億円相当)

1922年に完成し、2022年には100年を迎えた針尾無線塔ですが、調査によるとあと100年は立ち続けることができるそうです(びっくり…!)

 

 

1941年12月8日、太平洋戦争の開戦ともいわれている真珠湾攻撃を命じる「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」の暗号電文を中継したという説もある場所(あくまでも説だそうです)としても有名で、2013年には国の重要文化財(建造物)に指定され、戦争の歴史を辿る中でも非常に重要な“戦争遺構”のひとつでもあります。

 

 

ちなみに3号塔は一般公開されているため、間近で見学することができます。

 

 

整備された道を進むにつれて、その大きさに恐怖すら感じます…(笑)

大きすぎて広角レンズでも画面に収まりきれないのです( ˘ω˘ ; )

 

 

奥まで進むと、針尾瀬戸新西海橋が見えました。

とても眺めが良いです!!

 

 

3号塔の入り口がこちら。

ここから中に入れるのですが…

 

 

 

入れるスペースはかなり限られていますが、内部までしっかり見ることができます。

見上げると、天井の高さに震えました…( ºωº ; )

(ちなみに中にはハトがいました笑)

 

 

こちらも国重要文化財の電信室

3本の塔が正三角形に配置されている、そのちょうど中央にあります。

 

 

半地下式の建物で、内部には通信業務を担う発電機室や送受信機室などがあったそうです。

電信室も内部を見学することができます。

 

 

当時の写真の展示や整流器室があり、当時の空気感を感じることができました。

この日はまだまだ暑かったですが、ここだけは冷んやりしていました…。

 

 

パンフレットが用意されていたり、展示も説明がしっかりされているので大人から子どもまで勉強になる施設です!

ボランティアでガイドをしてくださる方もいらっしゃいました。

 

 

 

かれこれ1時間ほど見て回って帰りましたが、少し離れてもまだまだ存在感のある無線塔。

周辺にはみかん畑がたくさんあり、この地域の暮らしはこの無線塔とともにあるのだなぁ…と感じながら写真に収め、帰路につくのでした。

 

 

少々マニアックなスポットではありますが、実は2022年に放送されたNHKドラマ『17才の帝国』のロケ地としても使われた場所です。

中の人もリアルタイムで観ていたので、感動もひとしおでした!

 

 

まるで異世界のような雰囲気だったこともあり、CGだと思われていた方も多かったようですがリアルに存在するんです!

ドラマも観て足を運ばれると、また違った視点で楽しめると思います♪

みなさんも是非足を運ばれてみてくださいね。

 


針尾送信所 針尾無線塔

〒859-3452 長崎県佐世保市針尾中町

見学可能時間/9:00〜12:00、13:00〜16:00

駐車場/あり

※ガイドを希望される場合は、針尾無線塔保存会(TEL 0956-58-2718)まで

詳しい情報はこちら


 

最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは今週もよろしくお願いいたします(ω)