豊富な海の幸、山の幸に恵まれた食材の宝庫 平戸
四方を海で囲まれた長崎県平戸市に今年3月オープンした「海の見えるごはん屋」。直売所「ひらど新鮮市場」の敷地内にある、平戸の新鮮な海の幸・山の幸を楽しめる食事処です。
木をふんだんに使った温もりのある店内からは、平戸の美しい海と平戸大橋を望むことができます。
お店のコンセプトは「平戸らしい家庭のごはんをダイナミックに」。平戸の家庭ではお馴染みの甘口醤油で作る煮魚や、平戸名産の飛魚(あご)を使った茶漬け、平戸牛や地元野菜を使った定食など、メインや小鉢、漬物に味噌汁、そしてご飯まで、平戸の食材にとことんこだわったメニューが充実しています。 今回ご紹介するのは『平戸海鮮丼』。その日に水揚げされた魚介類をご飯が見えないほどに盛り付けた人気メニュー。毎朝、料理長が店舗横の「ひらど新鮮市場」へ向かい、選び抜いた魚を刺身にしているので、その時一番美味しい旬の魚を贅沢に味わうことができます。
定食のご飯は季節に合わせた美味しい平戸米を使用。中でも羽釜で提供される“平戸海千山千”彩り御膳は、魚料理に野菜の天ぷら、あごだし茶漬け、季節のフルーツなど、平戸の旬の味を少しずつ楽しめる人気メニューです。(プラス200円で羽釜ご飯に変更可能な定食メニューもあります)
生産者と消費者を繋ぐ架け橋に
こちらのお店の母体でもある「ひらど新鮮市場」は、その日に水揚げされたばかりの鮮魚や収穫された野菜、こだわりの加工品などが並ぶ直売所。提供されるメニューに使用されている食材のほとんどはこちらで販売されています。実際に食べてみて、美味しいと思った食材をこの直売所で購入することができるのも特徴のひとつです。
敷地内に食事処をオープンした理由に「食材の消費量を上げることで生産者にも還元すること」と「地元の子どもたちへの食育」があるといいます。平戸は美味しい海の幸はもちろん、鎌倉時代から続く伝統野菜があったり、平戸島豚や平戸牛といったお肉もある、いわば食材の宝庫。捌かれる前の大きな魚や葉っぱがついた野菜など生産者から届けられる形そのままに販売し、子どもたちに見てもらい、食べてもらうことで「自分たちはものすごく良いものを食べている」ということを伝えていきたいという思いがあるそうです。
『食事処も直売所も信頼関係でできたお店。これからも生産者と共に歩んでいきたい。そして県外の方への平戸のPRはもちろん、地元の人にも来てもらえるようなお店にしていきたい』と店長の中島さん。
平戸へ行かれる際は、ぜひ足を運ばれてみてください。
名前 | 海の見えるごはん屋 |
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営業時間 | 11:00~15:00(14:30L.O.) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 有り |
お問い合わせ |
TEL 0950-23-8088 公式WEBサイトはこちら Instagramはこちら |
住所 | 長崎県平戸市岩の上町227 |