現在の三代目社長である野田さんがお惣菜の量り売りをメインにされたのは、二代目（父親）の病気がきっかけだったとのこと。偏った食生活が原因の一つとも言われている生活習慣病を患う人が増えてきた現在、「食事面で地域の人たちの健康をサポートすることは出来ないか」と考え生まれたのがバイキング形式での販売。自分に必要なものや食べられる量だけを買うことができ、たくさんの種類の中から選べる楽しさと、食品ロスを防げる点から口コミでも話題になっています。また、食品ロスを無くすための野菜や果物のバラ売り、お惣菜を入れる容器は耐熱性でリサイクル可能なものを使われているなど、環境にも配慮されています。

こちらで人気のもう1つのサービスが「オーダーキッチン」。野菜のカットなどの下ごしらえから調理まで、日々料理する上で手間になっていることをお願いできることから、共働き世帯から一人暮らしの方まで多くの方が利用されているそうです。

食を通して地域に貢献したいという想いと、お客さんとのコミュニケーションを大切にされている、優しい人柄が表れている素敵なお店でした。