くつろぎの時間に寄り添うこだわりの洋菓子
武雄市朝日町にある「菓子職人の丘 デタント」は地元でも人気の洋菓子店。店名である「デタント」にはフランス語で“くつろぎ”という意味が込められており、ゆったりと心身を休める時間をこのお店のケーキとともに過ごしてもらいたいという願いから名付けられました。そんな店内には季節のフルーツを使ったケーキをはじめ、定番商品のケーキや焼菓子が並んでおり、誕生日のお祝いや手土産を求めて老若男女問わず多くのお客が訪れます。
今回はこの春おすすめの限定スイーツ1品と通年で楽しめる人気の2品をピックアップ!「苺のタルト」は5月頃までの期間限定商品。こだわりの自家挽きアーモンドを使ったアーモンドクリームの上に佐賀県産のいちごさんをトッピングした、甘酸っぱくて見た目も可愛い一品です。「パリパリタルトのモンブラン」と「抹茶のティラミス」は通年で提供されている人気商品。モンブランはパリパリ食感の層を重ねた生地にフランス産のマロンクリームを絞り、上にきな粉をふりかけた香ばしさが美味しい一品。抹茶のティラミスは、福岡・星野村の抹茶を使用し、国産マスカルポーネチーズのコクと抹茶のほろ苦さを味わえる濃厚な一品です。その他にもチーズケーキやプリン、ホールケーキや季節限定商品も多数品揃えされています。
二度の水害を乗り越え、15年目の再出発
オーナー・パティシエの相森さんは、武雄市出身。有名洋菓子店での修行を経て2008年に前身となる「菓子職人の小屋 デタント」をオープン。10周年を迎えた2018年には店舗を一部改装し、リニューアルオープン。しかし、その翌年に佐賀豪雨、そして2021年の豪雨と二度の浸水被害を受けました。他の土地への移転を考えたものの、創業の地である武雄での再開を決意し、15周年を迎えた2023年10月「菓子職人の丘 デタント」として新店舗をオープンされました。
新店舗の外観は、工場をイメージしたノコギリ屋根が特徴的で、白い漆喰に包まれた壁や天井に、淡路産の瓦を活用した什器など、内装にも職人の手仕事が光ります。イートインスペースのテーブルやカウンター席の椅子も全てオーダーメイドで、店内の細部にまで相森さんの思いが詰まっています。
新店舗では焼菓子を増やし、地元企業とのコラボ商品も販売。1750年創業の角味噌醤油株式会社の味噌を使った「みそマド」も人気商品のひとつで、相森さんが修行を積んだ洋菓子店の人気商品を継承した「マダム」など、ご縁を大切にした商品も充実しています。
これまでに関わった人や地元である武雄の皆さんの“想いをつなぐ洋菓子店”をモットーに、相森さんのお店作りは続きます。
名前 | 菓子職人の丘 デタント |
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営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 毎週月曜日・隔週火曜日 (月曜祝日の場合は営業、翌日休み) |
駐車場 | 有 |
お問い合わせ | TEL 0954-23-3035 Instagramはこちら ホームページはこちら |
住所 | 佐賀県武雄市朝日町大字甘久1444-2 |